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開催内容(プログラム)

10:00 開会挨拶・オリエンテーション
10:10 基調講演
10:30 休憩(移動)
10:40 分科会パート1(分科会1・分科会2)
12:10 休憩(移動)
13:10 分科会パート2(分科会3・分科会4)
14:40 休憩(移動)
14:50 各分科会報告とまとめ(15:20終了)

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10:10~10:30
基調講演
牧里
小地域福祉活動を楽しむ
​全国ネットワーク世話人代表
分科会     10:40~12:10
1
孤立を防ぎ、新たなつながりを生み出す〝場〟とは
~多様な主体がつながるつどいの場・サロンの可能性を考える~
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 3年のコロナ禍を経て,ようやく日常が戻りつつあります。この3年で,感染予防・拡大防止のために様々な制限をせざるを得ず,活動が停滞してしまったり,つながりが弱まってしまったりしている地域が少なからずあります。また,コロナ禍においては,これまで出会うことが少なかった若年層や外国籍,子どもたちなども孤立する可能性があることを痛感しました。
 一方コロナ禍でも、知恵と工夫で孤立を防ぐ取り組みを展開し、新たなつながりを生み出す場をつくってきた地域もあります。
 この分科会では,そうした取り組みを共有するとともに,単なる「場所」という機能に留まらない,可能性を探り,多世代・多様な主体がつながるサロンやつどいの場の可能性について考えます。 (担当実行委員 古市こずえ、秋山詩織) 

​実践報告

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①NPO法人とかの元気村(高知県佐川町)
住民らで構成する地縁型NPO。運営する「あったかふれあいセンター」での常設型サロンには、高齢男性を中心とした多くの住民が気軽に訪れ、見守りネットワークや得意分野で活躍する大事な人材となっています。生きづらさを抱えた方がこの常設型サロンから新たなつながりをつくれた例も。 

②こころの居場所“ぱるのにわ”(新潟県新潟市)
住民有志によるNPO法人が地縁組織に参画し、空き店舗を活用した喫茶店を開設。認知症や精神疾患のある方、独居の高齢者など、さまざまな住民が集い、コーヒーを飲みながら相談し合える関係性が生まれ、“お互いさま”のつながりを大切にしています。「ぱるのにわ」をきっかけに専門機関につながった例も。​ 

​コメンテーター

古市こずえ(東海村社会福祉協議会) 

​コーディネーター

秋山詩織(新潟市南区社会福祉協議会) 

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分科会     10:40~12:10
2
子ども、子育て家庭の居場所づくり、つながりづくり
~子どもたちが活躍する居場所づくり~

 2020年からのコロナ禍による大きな影響を受けて、孤立した子育て環境や制限された学校生活から不登校の問題をはじめ、児童虐待、子どもの貧困、ヤングケアラーなど子ども自身とその世帯の問題が注目されています。さらに、地域では、イベント・行事等が激減し、子どもが地域とつながれる機会が少なくなりました。そんな中、子ども食堂や学習支援などは、地域での仲間づくり、つながりづくりのベースとなる活動として展開されています。
 この分科会では、学校と地域住民(ボランティア)が子どもや子育て家庭とともに、家でもなく、学校でもない第三の居場所において、子どもたちが安全で安心して過ごすことはもちろん、楽しく過ごしながら、子どもたちが活躍できる居場所づくりについて、また子どもと子育て家庭へのこれからの支援について、皆さんといっしょに考える場とします。(担当実行委員 江部直美、山本信也)

​事例発表

①駄菓子屋ハッピー(奈良県川西町)
家じゃない、学校でもない第3の居場所として、空き家をリノベーションした"コミュニティスペース ハッピー"のオーナーのご協力のもと、毎週水曜日14時~17時に活動。駄菓子を購入した小学生が、立ち寄った地域の中学生や大学生に宿題を見てもらうことも。近所の高齢者との交流も生まれています。

②「ほっとるうむ」と「ほっとるうむplus」(山形県山形市)
「ほっとるうむ」は、不登校や教室に入れない児童・保護者が立ち寄り、悩み等を相談できる居場所として、毎週火曜日の午前、小学校の相談室で運営しています。「ほっとるうむplus」は、小学校での活動をベースにしながら地域の方々がつながりあえる居場所として、地域のコミュニティセンターで月1回運営しています。

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​コーディネーター

山本信也(宝塚市社会福祉協議会)

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分科会     13:10~14:40
3
コロナ禍で見えてきた課題と地域がどう向き合うのか
~不登校・ヤングケアラー・外国にルーツのある子どもたち~

 コロナ禍はこれまでの地域活動で見えなかった様々な課題を見ることになりました。
 特に子供・若年性の孤立や外国人の課題が改めて顕著になりました。また、不登校は過去最高になり外国にルーツのある子供たちも増えています。
 この分科会ではコロナ禍で見えてきた若者支援(外国ルーツの人を含む)に小地域がどのようにアプローチしていくのかを共に考えていきます。 (担当実行委員 栗林知絵子、勝部麗子) 

​問題提起

①豊中市社会福祉協議会校区福祉委員会、多文化共生福祉委員のみなさん(大阪府)
コロナ禍地域で見えてきた子どもの貧困、外国にルーツのある子どもたち等へのとの組みから地域課題をみんなで共有します。

​パネルディスカッション

②NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク
 代表 栗林知絵子(東京都豊島区)

プレイパークや中学校の不登校支援・子どものショートステイなど目の前の子どもたちを支える仕組みを地域のネットワークで作っていきますが、今回はヤングケアラーの若者や多文化共生も含めた子育て支援について学びます。

③豊田市保見団地NPO トルシーダ(愛知県)
トルシーダはポルトガル語で応援という意味です。誰もが当たり前に学べ、機械が広がり、夢や希望が持てる社会をめざし、保見団地(公営住宅)のブラジル人の移住者とともにつくる子育て支援やコミュニティを学びます。

④那覇市若狭公民館の取り組み
 NPO法人地域サポートわかさ(沖縄県)

若狭公民館地域に外国にルーツのある児童が増えています。
外国人が増え始めた2017年ころから地域の住民と沖縄ネパール友好協会が協力して、多様な交流を行い、コロナ禍でも食糧支援などの交流を行いました。公民館を通じたネパールの子どもたちを支える地域づくりを学びます。

​コメンテーター

牧里毎治(小地域福祉活動を楽しむ全国ネットワーク) 

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​コーディネーター

勝部麗子(豊中市社会福祉協議会) 

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分科会     13:10~14:40
4
移住者と受け入れ地域の向き合い方を考える
~移住は異なる価値観の相互理解
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 人口減少が止まらない地方において、地域活性化の期待がかかっているのが移住者です。
 コロナ禍において大都市部から地方への流出が進んだとの報告もあります。
 しかしながら、移住者と受け入れ側の地域住民との間で生活習慣や価値観がぶつかり、トラブルが起きる例も少なくありません。移住者が望む暮らしと、迎え入れる地域の期待の双方がともにハッピーになるための考え方やメソッドはあるのでしょうか。
 本分科会では、移住者側、受け入れる側それぞれの立場から声を聞き、よりよい向き合い方について考えてみます。
                                         (担当実行委員 高橋良太、徳弘博国) 

​事例発表

①〈移住希望者と地域をマッチングする立場から〉
NPO法人いなかみ 理事長 近藤純司(高知県香美市)

“いなかみ”は、「移住定住交流センター」を運営し、行政や関係機関と連携しながら移住希望者の要望に添った細やかな対応をしています。また、移住後の丁寧な個別支援や、地域と移住者がふれあうためのイベントなども積極的に行っています。

②〈地方に移住した生活者の立場から〉
佐和田地区民生児童委員 長谷川浩章(新潟県佐渡市)

移住した理由や、移住前のイメージと実際移住した後のギャップ、感動エピソード。そして、移住先地域に対して自分が“貢献できている”と思うこと、移住先地域からの期待に応えられていないと感じていること、移住者を受け入れる地域側に知っておいていただきたいことなどをお話しします。

​コーディネーター

高橋良太(全国社会福祉協議会)

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